麻賀多神社氏子
袋町は、新町のクランクから坂を下ったところにあり、袋小路の地形から「袋町」と呼ばれています。また、江戸時代には八軒の商店が並んでいたことから、「八軒町」と呼ばれていました。
昭和6年頃に、袋町の壇谷春吉氏が江戸囃子を受け継いだのが佐倉囃子の始まりだと言われています。昭和11年10月10日の「御通知」に、『袋町は本年より参加、代表2名参列』との記載があるため、その頃から佐倉の秋祭りに参加を開始しています。
御神酒所は昭和11年に表町から譲り受けたものです。彫りなどの装飾がない御神酒所ですが、古くから伝わる花飾りで御神酒所を華やかにしています。
袋町の御神酒所には梶棒がついていますが、あまり曲がらないため、てこ棒4本で持ち上げずらして方向転換していきます。御神酒所は細く急な坂の昇り降りでは技術が必要です。息の合ったてこ裁きや迫力のある花車をぜひご覧ください。
約30世帯の小さな町会ですが、皆で力を合わせて頑張っているところが一番の自慢です。小さい子から大人までオレンジ色の扇子で揃って踊っているところや、佐倉一の速さの花車をご覧ください。また、10月当初から祭礼終了まで、町内に万灯を付けていますので、そちらもご覧いただければと思います。


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